お疲れ様です、百花繚蘭の店主です。
今日は、ふと思いついた言葉がそのままタイトルになりました。
「カツクッテカツ」。
語感の勢いだけで押し切ったような言葉ですが(笑)、
実は料理人にとって少し特別な響きを持っています。

まかないにカツを選ぶ日は、
「今日はしっかり仕込みもサービスも勝ち切るぞ」という、
自分への小さな気合い入れでもあります。
恵那鶏のささみは、衣の軽さと旨味のキレがほどよくて、
重すぎず、それでいて背中を押してくれるような一品。
薄衣でサクッと揚がった断面を見ながら
「よし、火入れは今日も間違ってないな」と
誰にも聞こえない声で呟いてしまいましたw
こういうまかない一皿も、
星を目指す日々の“リズム”を整えてくれる大事な存在です。
料理の仕上がりも、気持ちの状態も、
“今日勝つため”のひとつのルーティン。
この一皿でエンジンがかかりましたので、
夜のコースも丁寧に積み上げていきたいと思います。
ではまた明日╰(*´︶`*)╯♡