お疲れ様です!
百花繚蘭の店主です♪
本日も「百花繚蘭」に足を運んでくださり、誠にありがとうございました。
ガラス越しに中庭の緑が夜の風に揺れるのを眺めながら、片付けの手を進めていると、ふと今日のひと皿ごとに交わされたお客様の笑顔が思い浮かびます。
「まかない日記100日を終えて」
本日で、Instagramで続けてきた「まかない日記」がついに100日を迎えました。
“一皿の気づき”として書き記す。この100日は、ただの100投稿ではなく、百花繚蘭という店の呼吸そのものの積み重ねだったように思います。
最初は、日々のまかないを記録するだけのつもりでした。
けれど、やってみると不思議なもので、日記を書けば書くほど、自分の料理の癖や、体の調子、仕込みの段取り、季節の移ろい、食材の命……いろんなことが鮮明に見えるようになりました。
「今日は少し疲れているから味が甘めに寄ったな」
「市場で見たあの野菜の活き良さがまかないの色にも出てるな」
「今月の献立、まだ締まりきってない」
そんな、普段なら流れていく小さな気配を、日記が全部拾ってくれた。
そして気づけば、まかない日記は自分のためだけでなく、
お客様が“百花繚蘭の裏側”を覗ける場所になっていました。
厨房で何を考え、どんな食材と出会い、どう料理と向き合っているのか。
一皿の裏にはどれほどの時間と感情があるのか。
星を目指す店の毎日が、まかないの湯気の向こうに自然と滲んでいたのだと思います。
100日目。
振り返ると長かったようで短く、
短かったようで、一日たりとも“適当に書いた日”はありません。
何より、毎日見てくださるお客様、応援してくれる方々がいたから続けられました。
心から感謝いたします。
ただ、100日は通過点です。
ここから先、まかない日記をどう活かすか——
それが百花繚蘭の次の課題。
この記録を“料理のイベント”にするのか、
“季節の献立作りのヒント集”としてまとめるのか、
それとも“星を獲るまでの軌跡”として形にしていくのか。
どんな未来にするにせよ、
100日間のまかない日記が、自分の料理人生にとって確かな財産になったことだけは、胸を張って言えます。
明日からまた、新しい一日が始まります。
市場の風はいつだって新しい食材を運んでくる。
今日よりうまい料理を作るために、また前を向きます。
ではまた明日。
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「百花繚蘭の営業終了後」
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